Hacca no Nacca
エンディング
シナリオお疲れさまでした。
プレイした感想や疑問などを連絡していただけると喜びます。
以下、エンディングとその後日談集です。
後日談はKPの裁量で有無や内容改変していただいて大丈夫です。
HAPPYEND
・POW判定を5回未満の失敗で終える
・秘薬を使用していない
・NPCの生死問わず
景色がうっすらと靄がかかっている。
だれかが自分の口内にどろりとした何かをいれたことを理解する。
無理矢理それを嚥下させられ、また眠りに誘われる。以下、同右。
(KP情報)
ニャルラトホテプの手によって薬を飲ませてもらえる。
どろりとした何かは秘薬である。
HAPPYEND
・POW判定を5回未満の失敗で終える
・秘薬を使用している
・NPCの生死問わず
ざわめき声で意識が浮上する。
目を開けば、隣には水族館に来たときと同じ衣服に包まれたNPCがいた。
いた、というよりも、倒れていた。
息は浅く、衣服には大量の血が付着している。
そして、倒れていた二人を囲むようにしてギャラリーができていた。
茫然とする中、ただちに救急隊が現れ、あなたたちは病院へと搬送されていった。
あなたは軽い失神であったという診断をくだされたが、NPCは重傷で少なくとも3か月は入院が必要であると診断される。
生きている。
あの泡沫の悪夢から見事目覚め、あなたはそれをようやく実感するだろう。
後日談
探索者は人間として生き、NPCも生存する。
NPCは後遺症として海への恐怖と(性行為依存症もしくは性行為への極度の恐怖)の2つが残る。
NPCは長期間自分が起きているのか、眠っているのかわからない日々が続く。
が、ある日自分が無事に生きて脱出しているということが判然とします。
隣には、ちょうど見舞いにきた探索者が。
ようやく、ワダツミの悪夢から抜けだし、日常へと帰っていくのでしたとさ。
しかし、不穏な影も残っている。
それを探索者だけが気づくことも可能だろう。
見知らぬ見舞いの花として植木鉢とその中には探索者の名前が宛てられた手紙。
手紙の内容は、明らかに遺言書で「探索者の体に異変が起きた場合、インスマスに行くこと」と書かれた手紙に、地図が同封されている。
植木鉢に活けられているのは「勿忘草」
GOODEND
・秘薬を使う前にPOW判定を5回失敗する
・NPCの生死問わず
ざわめき声で意識が浮上する。
目を開けば、隣には水族館に来たときと同じ衣服に包まれたNPCがいた。
いた、というよりも、倒れていた。
息は浅く、衣服には大量の血が付着している。
そして、倒れていた二人を囲むようにしてギャラリーができていた。
茫然とする中、ただちに救急隊が現れ、あなたたちは病院へと搬送されていった。
あなたは軽い失神であったという診断をくだされたが、NPCは重傷で少なくとも3か月は入院が必要であると診断される。
あなたは自分の中に眠る【ソレ】を自覚してしまう。
いつ怪物になるのか、わからないままあなたは深海の深淵へと、海神の夢へと誘われていく。
後日談
探索者は深きものとして緩やかに人としての終わりを迎える。
秘薬を飲んでも意味はなく、いずれ深きものたちのお迎えがくることだろう。
NPCは後遺症として海への恐怖・(性行為依存症or性行為への極度の恐怖)の2つが残る。
NPCは長期間自分が起きているのか、眠っているのかわからない日々が続く。
が、ある日自分が無事に生きて脱出しているということが判然とする。
しかし、気がついたときには探索者は隣にはいない。
NPCが見てきたものはすべて夢だったのか?
なんて長い悪夢だったんだろうと、思い込ませて貴方に連絡を取るが、音信不通。
退院するまでの間、いや、した後もNPCは身を裂かれる想いをするのだった。
NOMALEND1
・POW判定の失敗を5回以上していない
・秘薬を飲んでいる
・宮司に人間の生を望んだ場合
門をくぐると共に意識は暗転し、聞き覚えのある声で覚醒する。眼前には涙で顔を濡らしたNPCの姿。そして、深きものが自分とNPCを割くように、自分を囲んでいる。
逃げなければいけない。
貴方は駆けだそうとした。
だが、両腕両足の違和感とするどい痛みに阻まれる。
標本のように手の甲に杭をさされ、四肢が鎖で何重にも雁字搦めにされている。
――11人の磔のように。
「やめて」
NPCが割れた声で叫んだ。
その声をあざ笑うかのように深きものは貴方の腹を割き、内臓を抉って食べ始めていく。
貴方は痛みと鮮明な光景を目に焼き付けて動かなくなった。
NOMALEND1
後日談
探索者は秘薬を飲んだことで、人間になり死んだ。
NPCは目の前で探索者を惨殺され発狂。後遺症として失語症・海への恐怖・(性行為依存症もしくは性行為への極度の恐怖)の3つが残る。
深きものたちは秘薬を取り返したいが在処がわからず、一度NPCを陸へと上げ、療養させる。
療養先は自分たちの息がかかった信者たちが多く勤務する病院。
その箱庭で回復し、秘薬の在処を言うまで延々と軟禁され続けて生きていく。
・POW判定の失敗を5回以上している
・セッション内で死を迎える
or
・POW判定を5回以上失敗していない
・秘薬を飲んでいる
・ビヤーキーorハスターに殺された
あなたは死んだ。
怪人になる前に。
それを喜ぶ者もいるだろう。
悲しむ者もいるだろう。
けれど、貴方が犠牲になっても世界は生き続ける。
いつまでも、いつまでも。
彼の神が目覚めるその時まで。
NOMALEND3
・鳥居の先を行けと指示されていない
・狐面を持ち、宮司とDEX対抗で倉庫
から抜けて、一本道を走り抜ける
異様な状況を振り切るように、あなたは駆けだす。周りの風景に気づかぬまま。
意識が途切れる時まであなたは逃げ続け、そして終焉の地へと到達してしまう。
千本鳥居はあらゆる次元からアザトースへと導かれる回廊。ニャルラトホテプが地球上に複数いるということは、多次元的にアザトース様のもとへといけると判断し、そのうちの一つとして稲荷神社の空間を設定した。
つまり、探索者は自らアザトースの下まで走り抜けた。
アザトースに遭遇したSAN値チェックで発狂死できなかった場合、追いついたニャルラトホテプ本体に遭遇しニャルラトホテプの手で殺害される。
NOMALEND2・3
後日談
探索者は怪物と成り果てる前に人間として死ぬことができる。
NPCを祭壇から解放していない場合は、NPCはそのまま永遠に拷問され続け、拷問から洗脳へと変わり、最後はルルイエの祭司に仕立て上げられるだろう。
NPCを祭壇から解放していた場合は、NPCの命を讃え、ニャルラトホテプが幸福な夢を見せて永眠につかせるだろう。
もしかしたらアザトースの下につれていくかもしれない。
NOMALEND2
BADEND1
時間を忘れて貴方たちは何事もなく遊ぶ。
そして、貴方たちは何事もなく水族館から帰宅するだろう。
次の日。
NPCと同居している場合、NPCの姿はどこにもない。
もしかしたら、先に出かけたのかもしれない。
貴方はそう信じるだろう。
貴方はNPCに連絡をとるが、全く反応がない。
どれだけ待っても二度とNPCが帰ってくることはない。
NPCと同居していない場合、貴方はNPCに連絡を取るが、なんの返事もない。
貴方は訳のわからない焦燥に駆られます。
NPCの家に行くと、明らかに帰ってきた様子はない。
しかし、貴方は確かに昨日NPCと会って、話して、遊んだ。
何もわからないまま、まるで泡沫のようにNPCは貴方の前から消えてしまった。
◆SAN値回復報酬 なし
探索者は緩やかに時間をかけて深きものへと変わっていく。
そして、緩やかな化け物への生を歩んでいくなか、ある日あなた宛ての手紙が届く。
消印はどこにもなく、直接投函されたことがわかるだろう。
差出人はあなたの目の前から消えたNPC。
手紙を読みますか?
◆読む場合
探索者の名前が宛てられた手紙。手紙の内容は、明らかに遺言書で「探索者の体に異変が起きた場合、インスマスに行くこと」と書かれた手紙に、地図が同封されている。
キャンペーンの場合インスマス編をするのもいいかもしれない。
(KP情報)
手紙を届けてくれたのはニャルラトホテプです。
さらにこのエンディングの場合「2周目」はありません。
次シナリオへの布石にしてください。
後日談
・秘薬を飲んでいない
・儀式の間でNPCの姿を見ていない
門をくぐると共に貴方は気絶し、貴方という意識が目覚めることはないだろう。
いずれ自我が覚醒すると本能的にわかっていながら、生き残った。
絶望はない。
絶望と感じる心が死んでしまったから。
あなたは淡々と今は亡きNPCを糧とし、同胞たちと合流を果たす。
海へと、海神のもとへと還ったのだ。
泡沫と共に本来あるべき場所へ。
後日談
探索者はルルイエの影響で急速に深きものへと変わっていく。
倒れた探索者を愉快げに、ニャルラトホテプは拾い、NPCの元を目指す。
深きものへと変化していく探索者をNPCに見せ、絶望する姿を愉しんでから、ニャルラトホテプが作り上げた「捻じ曲げられた空間」を元に戻して、探索者とNPCを置いて立ち去る。
NPCは深きものになった探索者に食べられて死ぬ。